平成19年12月 掛川シニア交流研究会として設立
掛川市が運営する掛川市民大学校の課題研究の一環として、在籍した染葉理事長以下4名で掛川シニア交流研究会を立ち上げ、当時、団塊の世代を始めとする多くのシニアが定年あるいは勧奨退職をする中でシニアのための地域デビュー支援講座として「出会い塾」を開設した。
会社人間から「地域社会」という新たなステージで長年培ってきた知識・経験・技能・人間性を生かそうと呼びかけ、そのコンセプトを「~仲間づくり、自分さがし~」とし、平成20年2月、50数名の1期生を迎え、開講式を実施した。これが掛川シニア交流研究会活動の始まりです。
平成22年4月 NPO法人掛川シニア交流研究会として出発
平成30年 それまでの実績を踏まえ、より広く目的を広げる意味合いもあり、「出会い塾」10年の節目のおり、「掛川塾」に改名した。
令和5年4月1日 団塊の世代は、後期高齢者となり、定年は60歳から65歳へ延長され、70歳まで働くことも可能になり、かつ、人口減少も相まってシニア世代の募集対象が減少したことから、募集対象を働く世代も含めた熟年世代へとシフトし、より幅広く活動するために、NPO法人掛川市民交流研究会と名称変更した。
仲間づくり・自分さがし NPO法人掛川市民交流研究会
開設の趣旨
●掛川塾は、働いている方を含め掛川市の市民の方々が、地域活性化に貢献する市民
活動へのきっかけとなる「出会いの場」を提供します。
●人と人の出会い、情報との出会いの場を楽しく演出し、人生の生きがい探し、新しい友
人や共通のテーマ・趣味を生かした仲間づくりを支援します。
●講座は、幅広く掛川市や市民活動に関する情報を提供する講座、生きがいや取り組み
たいテーマを見つけて、新しい仲間と活動を立ち上げてゆく講座で構成され、楽しく、自
主性を重視した実践的な支援を行います。
講座内容
(1)情報提供の講座
世の中の流れ、市民活動の状況等を分かりやすく解説すると共に、多様な活動団
体の事例発表や視察・交流などを通して、具体的で幅広い情報提供をします。また、卒
業生から活動のコツや課題などを学びます。
(2)取り組みたいテーマ・活動を、仲間と一緒に立ち上げていく講座
個人が自由に語り合い、同好・同志がグループを作り話し合うなどの交流を通して、
塾生それぞれが自分に合ったテーマや活動を見つけます。新しい活動を新しい仲間と
一緒に計画し、立ち上げます。
(3)掛川をより深く知る、歴史講座・散策の講座
掛川の歴史文化探訪、産業や観光などの現状視察、市民活動の現場見学などを
通して現状認識を深めます。
運営
(1)社会人向けの1年制の塾として
毎月1回(第4日曜日)、年間11回の講座を連続的に開催します。
他にオープン講座として「市民活動フェスタ」等のイベント事業運営にも参加します。
(2)アンケートによる塾生ニーズの吸収・反映を講座内容の評価や要望等を把握して、常
に改善を図ります。 以上